ブログをかく前置きのようなモノ
いま、イタリアのローマにいる。なにをするでもなく、単に生活してすごしてる。まわりからみたらバックパッカーと呼ばれるかもしれない。というか、プロフィールに書いてしまった。それは憧れのようなものから。
小学生のときにおぼろげにおもったことがある。どこかで自分は世界にいくんじゃないだろうかと。もちろん、いまいるから空想ではなかったわけだけど。実際にはなんだか不思議だ。高校生のときのなりたい職業は通訳だった。それはただ単に、英語がはなしたくなりたかったのと、通訳してる人をテレビでみてカッコいいなっておもったからくらい。大学生のときに、高橋歩の世界一周する本を読んで、さらに世界への夢が広がった。本の中の世界はキラキラしてて、キラキラしてる人になりたかった。
それがどうだろう。いまぼくはローマにいて、公園でビールをのみながらこのブログをかいている。スウェーデンの大学院にもいったから、ある程度は英語もはなせるようになっている。あのころおぼろげに考えてたことが現実になっている。でも叶ったぜ!というやってやった感は全然ない。
それはぼくがすこし歳をとりすぎたのかもしれないし、キラキラの裏側のドロドロもわかるトシゴロになってしまったのかもしれない。物事は単純ではないのだなということがわかってるいるからかもしれない。20代のころに体験していたらまた別の感覚になるとおもう。
ぼくはアラフォーにもなるのに、キラキラとドロドロをいききしてるように感じる。その気持ちを言葉にしたくなったんだろう。ときに書きなぐったり、構成を考えなかったり、読み手の存在を忘れるかも知れないけど、どうぞ暖かい読み手のかたは、このあともご贔屓に。